変化に乏しいお客様のお話

昨年に引き続きFR Japanの症例発表会でスピーカーをさせていただきました。
短縮版をシェアさせていただきます。

✎𓈒𓂂𓏸常に不調箇所が多いお客様のエピソード
こちらを『私の失敗談』としてお話ししました。

何故かいつも施術後の変化をあまり感じ取っていただけない。他のお客様は施術前との明らかな違いや症状の改善など、もう少し鮮明に感じることが多いのに。
なんでだろう…ずっと「施術プランニングを間違えているのかな?それとも私の技術が足りないのだろうか?」と頭を捻って来ました。

いよいよ施術前のコンサルでかなり踏み込んでお聞きしたところ、生活習慣と食生活に多くの問題が発覚しました。
訴えている症状は全て悪習に起因する可能性が大いにあり。
「あー、これだよー。だから上っ面だけ良くしようとしてもダメだったんだー」と納得してしました。
どんなに力を尽くして瞬間的に良くなったつもりでいても家に帰ってそれじゃあねぇ、翌日には相殺されちゃいます。
だから「いつもと変わらない」となるのです。

「厳しいかもしれないけどね、高熱が出たって病院行って薬飲んだのに、裸で一晩中外に立ってるようなものだからね!」と伝えました。

恐いって思われるかもしれませんが《伝えるべきこと》と思えば私ははっきりモノ申します。
でも自分の体とストレスに向き合うのは今後、健康な生活を送る上で必要なことです。
若さで無茶を乗り越えられる歳では既になければ尚更です。
お客様は自分でも分かっていた様子でしたが、私の指摘を真剣に受け止めてくださいました。

変化を感じ取れないのはお客様側にもありますが、私にも一因があったのは明らか。
慣れたお客様なのでコンサルテーションに時間を割いていませんでした。

初回に全てお聴き出来れば良いのですが、信頼関係が構築されないと言い出し難い内容もあります。定期的に通ってくださるから、いつもとあまり変わらないから…とさっくりと済ませてしまうと隠れている重要なヒントをみすみす逃してしまいます。
私も反省。大いに反省。

元々私はバッチフラワーのコンサルテーションをやっているので《結果ではなく原因》という考え方が身に付いています。表面化したものよりも根底にあるもの、そこに全ての答えはあります。
眼が疲れやすい、顎が痛む、眠りが浅い…その症状には何かしらの理由が潜んでいるのです。
コンサルテーションの重要性を理解していたつもりでいましたが、迂闊にも失敗となった一件でした。

お客様が納得していただければ、それ以上私が踏み込むことはしません。改善の道を選ぼうが何も変えないかは本人次第です。
もし私を必要とするならば、喜んでサポートさせていただくだけです。

私が提供しているのは美容目的のエステではなく身体の不調に働きかけるリフレクソロジーなのです。是非、施術前との変化を感じていただきたいなぁと望んでしまいます。

夜の間食、動画の見過ぎ、運動不足…私はお酒が好きですが、皆様もほどほどに( ̄▽ ̄;)

タイトルとURLをコピーしました